ケロイドは生まれつきの体質からくるものが多く、顎、肩、前胸部が好発部位となっています。 キズが小さく白っぽく治るはずが、途中で過剰な生体反応を起こし、赤く盛り上がり痛み、 かゆみを伴った状態になったものをケロイドといいます。
詳しい説明
ケロイドは生まれつきの体質からくるものが多く、顎、肩、前胸部などは好発部位となっています。
本来、小さな白いキズで治るはずのものが、その治る途中で過剰な生体反応が起こり、赤く盛り上がり、痛み、痒みを伴ったキズのことをいいます。
ケロイドは、「蟹足腫」とも書き、皮膚の緊張する方向に蟹の足のように広がって大きくなります。従って自然に治ることはなく、だんだんと大きくなります。
ケロイド体質で、ニキビや小手術のキズあとが次第に大きくなっていく場合が多いようです。
治療方法
ケロイドは、ダイオードレーザーによる内科的レーザー治療(LLLT)を一回数分程度行います。(ケロイドの大きさによって異なります。)痒みや痛みのあるケロイドが平坦化し、症状が治ってきます。
ケロイドの程度によっては、注射や外用薬も併用します。