毛細血管拡張症

毛細血管拡張症は、表皮の下の真皮と呼ばれる部位の浅いところの毛細血管が拡張した状態をいいます。外部からの影響だけでなく体の中からの影響によって血管が拡張することもあります。

詳しい説明

毛細血管拡張症は、表皮の下にある浅いところの毛細血管が拡張した状態をいいます。
外部からの影響だけではなく体の中からの影響によるものもあります。
“赤ら顔”は、精神の動揺によっても反応します。“赤面恐怖症”と区別する必要があります。
“赤面恐怖症”の人は、通常は両頬にあまり赤みはありませんが、赤みがさした状態を人に見られたのを意識した瞬間に顔全体が真っ赤になってしまうようです。
このように毛細血管拡張症のみならず、 これらの全ての病変はレーザーの治療対象となります。

治療方法

症状にあわせて複数のレーザーを使用して治療しています。
色素レーザー、ロングパルス色素レーザー(V-Beamなど)、KTPレーザー、アレキサンドライトレーザー、アルゴンレーザー、半導体レーザーなどを使用しています。
“赤面恐怖症”の方の場合、レーザー治療で赤みが薄くなっただけで人の目を意識しなくなる例が少なくありません。