理事長あいさつ

大城俊夫

光は地球上に生物を誕生させ、生物は光刺激に反応して進化してきました。脊椎動物は生物の中で最も進化した動物であり、脊椎動物の中で最も進化したのは人間であるとすれば、人間の細胞は最も光に反応しやすい性質を持っていることになります。

レーザー光線は単色光であり、時間的・空間的に可干渉性がある平行光線でありますから、強い集光力を持った人工光線であると云えます。私はこのレーザー光線の色選択性という性質を使って、色を持ったあざの細胞を選択的に破壊したり、水に反応するレーザーを使って水分を含んだ細胞、また、組織を選択的に破壊したりする治療を開発してまいりました。これらの治療は、従来の治療よりダメージの少ない、出血の少ない、仕上がりの優れた治療法となりました。

いろいろなあざを治療しているうちに、弱いレーザーの光で痛みが取れたり、アトピー性皮膚炎が治ったり、花粉症が軽くなったり、白斑に色がつくことを患者さんから教えてもらいました。閉経後のご婦人の腰痛を治療して、生理が再発したことから、妊娠率を高める不妊症の治療法も開発してまいりました。

私は、これらの新しいレーザー治療を通して皆様が「健やかに」・「美しく」・「華やかに」長生きしていただけるようなレーザーの総合病院づくりをしてまいりました。

また、国際レーザー医学会会長、世界レーザー医学連合会事務局長、日本レーザー医学会顧問、日本レーザーリプロダクション学会名誉理事長、慶應医用レーザー研究会副会長、国際レーザー医学会・アジア太平洋レーザー医学会・国際光学会などの公式英文雑誌"LASER THERAPY"の編集長などの要職を通してレーザー治療の国際的な普及活動にも励んでいます。

医療法人社団慶光会 大城クリニック理事長
大城俊夫

当院の特色

  1. 日本医用レーザー研究所を併設

    -レーザー治療は医学と工学との両輪で発展しています-

  2. 専門医による高度な医療技術の提供

    -レーザー専門医による高度な専門性-

  3. 正確なレーザー医療の提供

    -専門技師によるレーザー治療機器の徹底したメンテナンス-

  4. 安全、安心なレーザー医療の提供

    -徹底した安全管理の実践-

  5. レーザー医療を通じた社会貢献

    -学会活動や論文発表によるレーザー医療の普及活動-