傷あと

熱傷、打ち身、捻挫、切傷などの傷が治ったあとの皮膚が陥没したり、盛り上ったり、 赤くなったりしている傷のことを言います。凹んだり赤く盛り上ったりする傷あとに 複数のレーザーを使って治します。様々な事故で、残ってしまった「傷あと」もレーザーで正常な状態に戻すことが出来ます。

詳しい説明

治療対象とする「傷あと」は、切傷、熱傷、打ち身、捻挫などの傷が治ったあとの皮膚が陥没したり、盛り上がったり、赤くなったりしている傷のことをいいます。

治療方法

凹んだり赤く盛り上がったりしている傷あとに対して複数のレーザーを使用した複合レーザー治療を行います。外科的レーザー治療(HLLT)で赤みを取ってから、内科的レーザー治療(LLLT)で皮膚を柔らかくして治療します。内科的レーザー治療(LLLT)は、弱いレーザーの力を借りて細胞レベルでの新陳代謝を活性化し、組織、臓器レベルでの血行改善や新生血管の増殖、神経レベルでの鎮痛、除痛効果、消炎効果などを利用した治療です。
また傷あとの状態によっては、外科的レーザー治療(HLLT)で皮膚を切り取ったり、凹凸を削りとったりする場合もあります。陥没しているものは、ヒアルロン酸によるプチ整形もありますが、程度により手術することもあります。
症状に合わせて様々な治療法を組み合わせるので、短期間で治療できます。