マンスリートピックス

大城クリニックでは、患者さまに役立つ情報を提供するために マンスリートピックスを紹介していきます。

 2018年花粉症予防と対策

年も日本気象協会から花粉飛散予測の第一報が発表されました。2018年春のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、昨年に比べて関東甲信地方で160%、東京地方では200%の花粉が飛散すると予測されています。当院でもすでに来年の花粉症対策として、レーザー治療を受けにいらっしゃる方々が目立ち始めています。

 花粉症の予防と対策は、どのように取るのがよいのでしょうか。

 まず一番重要なものとしては、アレルゲンからの回避、つまり花粉を吸わない、家に持ち込まない、花粉の多い時間帯に外出しないなど、自身で自分の身を守ることです。最近では、マスクなど関連商品も数多く出ており、これらもある程度の効果が望めます。しかし、それだけでは足りない方が大勢いらっしゃいます。その場合には、本格的な治療が必要になります。たとえば薬物療法ですが、多くの方は症状が出てから、あるいは症状がひどい時にしか薬を使用しません。本格的に花粉症の対策をとるのであれば、やはり発症前(約2週間前)から抗アレルギー薬の内服を開始したほうが良いでしょう。この初期治療は、花粉症発症の時期を遅れさせることができ、なおかつ発症しても程度が軽く済みます。


レーザー治療も同様です。レーザー治療は、粘膜を花粉に対して鈍感になるよう性質を変える治療ですので、花粉の飛散時期の2週間から一ヵ月前がベストと考えられています。また、花粉症の症状が出てから治療を受けても十分に症状を改善することも、多くの患者さんへの治療経験でわかっています。しかし発症したあとにレーザー治療を行う場合は、既に粘膜が荒れているため治療時に痛みがある上、治療効果が減弱する場合もあります。できるだけ発症前の受診をお勧めします。

 花粉症の一番の問題は仕事や勉強などでQOL(クオリティ オブ ライフ)に影響を及ぼすことではないでしょうか。症状そのものの影響の他に、治療のための薬による眠気や胃腸障害などの副作用もQOLを低下させます。花粉を吸わない、家に持ち込まない、花粉の多く飛ぶ時間帯(夕方が多い)に外出しないなどのアレルゲン回避のセルフケアも同様でしょう。QOL=生活の質を維持できる予防、治療の選択も大切です。

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