マンスリートピックス

大城クリニックでは、患者さまに役立つ情報を提供するために マンスリートピックスを紹介していきます。

 痛みの悪循環のお話

  仕事帰りの電車で座席に座って10分もすると、だんだん腰が痛くなってきます。年のせいにして、何もせずにしばらく放っておくと痛みが和らいでくるので、腰痛のことはそのまま忘れてしまいます。しかし、“医者の不養生”では困るので、この痛みの原因を医学的に考えてみましょう。

 ずっと同じ姿勢を強いたり、前かがみになったりして姿勢が悪いと、腰回りの筋肉が緊張して、筋線維を通る血管を圧迫し、血流を阻害します。そうすると十分に酸素が供給されなくなるので、乳酸などの老廃物が作られます。その老廃物が末梢神経を刺激し、その情報が大脳に伝達され、「痛み」として認識されるの です。さらに、神経への刺激が反射的に筋線維と血管を収縮させて痛みの悪循環となっていきます。

 痛みの悪循環を断ち切るためには、どうしたらよいのでしょう。年令、性別によっても対処方法が異なってくるのは当然ですが、日常の生活の中でできる予防方法を覚えておくと良いでしょう。
 
 まず、第一に常に意識して正しい姿勢を身に付けること。習慣的に癖になっている悪い姿勢をしないように気をつけましょう。第二に長時間同じ姿勢を強いられる場合、たとえば長時間パソコンの前で作業するようなケースでは、1時間に5分程度の休憩を取って、全身の筋肉を動かすストレッチ体操をすること。スムー ズにストレッチするためには、日頃から運動して筋力をつけ、疲労しにくい筋肉にする必要があります。特に腹筋が弱ってくると腰痛が出やすくなります。第三 には肥満にならない範囲で十分な栄養をとること。体重の急激な増加は腰痛悪化の原因になります。
 
 痛みが恒常的に起こるようになると、なかなか治らなくなります。早めの処置が必要です。痛くなったら、すぐ近くの医療施設でご相談されると良いでしょう。当院で行っているダイオードレーザーを使用した低反応レベルレーザー治療も有効ですので、いつでもお気軽にご相談ください。
 

 
 
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