マンスリートピックス

大城クリニックでは、患者さまに役立つ情報を提供するために マンスリートピックスを紹介していきます。

 「美顔治療」について思うこと

 皆様いかがお過ごしでしょうか。素肌を露出する機会が多い季節になりました。今回はここ数年の美容医療のトピックスになっている「美顔」治療について考えてみました。

 近年、美容医療分野の主流は、フェイスリフトなどの美容外科を中心とした「切る治療」から、ダウンタイムが短い「低侵襲な治療」へと移行してきました。 レーザーや高周波を中心とした皮膚美容医療は、その代表格と言えます。ヒアルロン酸などの各種filler(=注入剤)の注入や、ボツリヌス毒素の注射な ども盛んに行われるようになり、非常に多くの方が“手軽”に治療を受けられるようになってきています。「美顔」という言葉も、顔を整えるという意味で一般 的に使われるようになりました。この「美顔」治療というものを、皆さんどのようにお考えでしょうか。実は、「美顔」をひと言でいうことは、非常に難しく、 言葉の平易さとは反対に一筋縄では解決できない問題だと言えます。

 ひと口に「美顔」、「皮膚美容」などといっても、その要素や原因は個々によって様々で、また部位によっても、クスミ、タルミ、毛穴の開き、キメなど多岐に わたっています。最近は、「最新治療機器を使用することが一番良く、効果が高い」といった誇大広告が目につきます。これらが原因で、治療効果の誤った解釈 や患者様の誤解を招かせるような風潮があるように思えます。「最新治療器」=「美顔」と思われている方も少なくありません。では、本当に顔を美しくするこ とは、最新治療機器を用いれば簡単に得られるものなのでしょうか。

 答えは“NO”だと思います。「クスミが気になる」「タルミを取りたい」など、人によって、要望は多種多様。一台の治療機器ですべてを解決しようとする の は、本来、不可能です。トラブルの一つ一つに目をむけ、最善の治療法を見いだして解決することこそが、患者様に対しての一番の治療と言っても過言ではあり ません。「美顔治療」のあるべき姿は、治療機器の特性や得られる効果を熟知した上で、ご要望に沿った治療を行うことだと考えます。

 多種多様なニーズが溢れている現在、患者様一人一人を正確に診断して、ご要望にあった包括的なアドバイスを的確にできる技術こそ、今我々に求められてい ることだと実感しています。これからも、患者様のQuality of Lifeの向上に役立てられるよう頑張っていきたいと思っております。

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